禁断の芽ばえ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
華やかで美しく活発な姉ヘレンの陰で、いつも目立たず地味でおとなしい一方のベスは、常識的で、夫として理想的な幼なじみのトムと婚約した。二人の婚約披露パーティーが開かれた夜、相変わらず派手に着飾ったヘレンが、恋人を連れて現れた。強烈な魅力を発散するイタリア系の男性、ルーク・ヴァッカリだ。ルークはなぜか執拗に熱い視線でベスを追い続け、彼女は経験したことのないいらだちと激しい反発を感じる。すっかり調子を狂わされたベスを、ルークは無理やりダンスに誘った。熱いキスまで奪ったあと、彼は動揺するベスの耳元でささやいた―もっと自分らしく、思いどおりに生きるべきだ、と。そのときから、ベスの人生は何か奇妙に歯車が狂い始めた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハミルトン,ダイアナ
イギリスの作家。夫との間に三人の子供がある。現在、子供たちは独立し、夫と二人暮らし(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
奇妙なハネムーン (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
シャーリーは左手の薬指にはめた指輪を光にかざした。あと八日で、わたしは愛するスペンスの花嫁になるんだわ。しあわせな気分で新居となるコテージのドアを開けると、ソファで抱きあうスペンスと美人秘書ウエンディの姿が!驚いてつめ寄るシャーリーに、彼は「僕を信じて」としか答えない。シャーリーはダイヤの指輪を惜しげもなく投げつけた。やがて婚約解消が小さな町に知れ渡り、いたたまれなくなった彼女は叔父の所有する山荘に向かった。ふられた花嫁の一人ぼっちのハネムーンなんかじゃないわ。寝苦しい夜から目覚めた時、シャーリーは信じられないものを見た。居間のカウチで眠るスペンス…なぜここに。
内容(「MARC」データベースより)
ソファで抱きあうスペンスと美人秘書の姿に、シャーリーは、ダイヤの指輪を投げつけた。婚約解消後、いたたまれなくなった彼女は叔父の所有する山荘に向かう。ところがその夜、居間にスペンスが眠っていて…。
憂鬱な花嫁 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ついにこの日がきてしまった。今日は私の結婚式…。だが、ソフィアは幸せどころか憂鬱でしかたがなかった。なぜなら、おなかの子の父であるゴドフリーと結婚するのではなく、その弟のジョナサンと結婚しなくてはならないからだ。しかも、彼は、兄の死の床で交わした約束を守ろうとしているにすぎない。ゴドフリーの子供に幸せな生活を与えるための便宜的な結婚だ。ゴドフリーはあんなに穏やかで優しかったのに、ジョナサンは無愛想で、ただ威圧的なだけ。彼の前に出ると心臓は不安に速くなり、何を言うにも口ごもってしまう。でも彼は約束してくれた。結婚は形だけで、落ち着いたら離婚すると。それなのに誓いのキスは長いし、瞳の奥には情熱を秘めたきらめきが…。
内容(「MARC」データベースより)
今日はソフィアの結婚式。相手は、おなかの子の父親であるゴドフリーではなく、その弟のジョナサンだ。ジョナサンは、子供に幸せな生活を与えるという、兄の死の床で交わした約束を守ろうとしているだけのはずなのに…。
傷だらけの恋 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
なぜこんなに憎み合わなければならないの?タマラはぐっと涙をこらえた。父の死後、自分が継ぐと思っていた会社に、幼なじみのキールが乗り込んできたのだ。二人は社長室でにらみ合った。「社長は僕だ。君に発言権はない」「父があなたに会社を譲るなんて、何かの間違いだわ」「僕としてはこれを機会に君に仕返ししたいと思っているんだ」「妹さんのことで、まだ私を恨んでいるのね?」二人の間に火花が散り、息づまるような緊張感がみなぎった。ああ!タマラは心の中でうめいた。それでも私は彼を愛している。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
メイヨー,マーガレット
イングランドの工業都市で生まれ、現在はスタッフォードシャーの田舎に住む。四十歳近くで短篇を書いて作家となったが、今では小説を書くことが彼女の人生での最大の楽しみになっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
暴君はおことわり (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
エリザベスは猛烈に腹をたてていた。こともあろうに不注意運転の容疑で警察から告発されたのだ。わたしは飛び出してきた子どもを避けようとしただけなのに!だが、事情を聞いた弁護士の態度は冷ややかだった。このままでは有罪になってしまう―彼女は途方にくれた。そのときエリザベスの頭に、ある人物の名前がひらめいた。彼の名はプライス・ドメニコ。法廷弁護士として輝かしい脚光を浴びてはいるが、常に黒い噂につきまとわれている男。エリザベスは彼に会って弁護を依頼する決意をした。
内容(「MARC」データベースより)
飛び出して来た子どもを避けようとしただけで、警察から不注意運転で告発されたエリザベス。このままでは有罪だと焦って、彼女はプライス・ドメニコに会うことにした。法廷弁護士として辣腕をふるうが、黒い噂の絶えない彼…。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
二十九枚の銀貨 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
一人っ子のジェシカは大学を卒業後、父の経営する銀行に入った。銀行業の基礎を学び、いずれは父の跡を継ぐために…だがその重責と銀行の堅苦しさに息が詰まりそうだった。そんなとき、人生を変える出来事が起こった。銀行が強盗に襲われ、ジェシカが拉致されたのだ。その事件をきっかけに彼女は銀行をやめて田舎に移り住み、今はタペストリーを織りながら一人ひっそりと暮らしている。ある日、ジェシカは村の郵便局に出かけ、あとから来たダニエル・ヘイワードに引き合わされた。そして次に入ってきたのは、覆面をして銃を手にした男だった。
内容(「MARC」データベースより)
ジェシカは大学卒業後、父の経営する銀行に入ったが、銀行強盗に拉致されたのをきっかけに辞め、田舎に移り住んだ。ある日、彼女は村の郵便局に出かけ、あとから来たダニエルに引き合わされた。そして次に入って来たのは覆面をして銃を手にした男だった…。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
早春の出会い (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
咲き乱れる水仙、早春の陽光を浴びて輝く家々、豊かな大地の匂い。とうとうアシュドン・マグナ村にやってきたんだわ!ケリーの胸は期待と故郷に帰ったような安堵感でいっぱいになった。不慮の事故で亡くなった両親の遺品の中にあった一枚の絵葉書―それは十年前、父のまたいとこから出されたものだった。天涯孤独だと思っていたのに、私にもまだ身内がいるなんて…。矢も楯もたまらず、ケリーはカナダからイギリスへと飛んできた。葉書の住所をたよりにたどりついた石造りの豪邸、アシュドン屋敷。と、突然一人の男が現れて、ケリーの腕をつかみ叫んだ。「エレイン、どこに行ってたんだ!なぜ一言も言わずに!」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウェントワース,サリー
イギリス生まれでずっと生まれ故郷の町に住み、そこで結構し、子供は1人。作品の構想をたててから、執筆の前にいろいろ調べるのが、書く以上に好き。したがって背景として選んだ土地へは必ず足を運び、また自動車ラリーをテーマに選べば自分も参加しないではすまない性格である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
リトル・ムーンライト (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
サリーナ・プラウドフットは二十五歳になるフリーのタイピスト。気はいいが、自分のことにしか頭が回らない母親の面倒をみながら、娘らしい楽しみも持たず、ロンドンで仕事に明け暮れていた。たまには、今とは違う人生を夢見ることもあるのだが、母親思いの優しい娘は、すぐにあきらめてしまう。九月のある日、サリーナは人材派遣センターから依頼されて、臨時に、マルク・テル・フォーレン医師のもとで働くことになった。フォーレン医師は、今度自分の秘書が退職するので、彼女に代わってオランダに一緒についてきてほしいと言う。どうしよう?―サリーナの心を希望と困惑が駆け抜けていった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ニールズ,ベティ
英国西部の生まれ。オランダ人の夫と十二年間その故郷に住み、ベティは看護婦、夫は病院事務と、ともに病院で働いた。のち英国に戻り、作家活動に入る。穏やかで静かなロマンス、そのやさしい作風が多くのファンを魅了したが、2001年6月、惜しまれつつも、永遠の眠りについた。彼女が生みだした作品は百三十以上にも及んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大草原の貴族 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
南米各地を巡業する舞踏団の代員オーディションに合格したライアンがブエノスアイレスに着いてみると、何かのまちがいか舞踏団の一行はすでに公演を終え、次の公演地へと発ったあとだった。渡された切符以外に所持金もなく、とりあえず住居付きという条件にひかれてクラブ・リオスのホステスの仕事にとびついた。だが、それは彼女の考えていたような種類の仕事ではなかった。
内容(「MARC」データベースより)
南米各地を巡業する舞踏団の代員に選ばれたライアンがブエノスアイレスに着いてみると、舞踏団はすでに次の公演地へと発った後だった。所持金もなく、とりあえずクラブ・リオスで働くことにした彼女だが…。79年刊の再刊。
恋は甘い毒 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キャサリン・ランバートはロンドンに住む投資アナリスト。快適な家とよい仕事にめぐまれ、一見落ち着いた暮らしぶりだが、晴れやかな毎日とは言い難い。離婚して二年たつのに、前夫との結婚生活への思いがふっきれない。その一方で、もう結婚はこりごり…と思う。そんな二つの心をもてあまして、愛猫を相手に、引きこもりがちの日々を送っている。ところがある日、すてきな人が来るからと強引にディナーによばれた。モーガン・リンチ。アメリカ大使館員で独身。離婚歴あり。心は少しも弾まない。でも、なんだかいわくありげな男性みたい。
内容(「MARC」データベースより)
キャサリンはロンドンに住む投資アナリスト。離婚して二年たつのに前夫との結婚生活への思いがふっきれない。その一方で、もう結婚はこりごり…。ある日すてきな人が来るからとディナーに呼ばれた。アメリカ大使館員で独身。何かいわくありげな男性みたい。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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